他人の時間を作る
皆さん、こんにちは。『悲劇を喜劇に変えるブログ』の管理人シマダマサヒロです。
今日も、記事を発信していきますよー。
よろしくお願い致します。
1.時間という貴重な資源
皆さんにとって、時間というのは、とても貴重な資源ですよね。
世界中の人々に、唯一平等に与えられているのは時間です。
1日は24時間しかありません。
お金は失ったら取り返せますが、時間は失ったら二度と取り返せません。
では、人間関係において、相手に時間を奪われたと感じたことってあるのではないでしょうか?
わかりやすい例で言えば、
相手と何処かで会う約束をしていて、何時に集合と決めているにも関わらず、相手が集合時間の30分~1時間遅れてきてしまい、かなり待たされた場合。
相手の書類の提出期限が遅れてしまって、書類のチェックが遅れてしまった場合。
待たされるというのは、時間を奪われるということに等しい。
僕は、そんな風に捉えてしまいます。
でも、相手との約束を100%きっちり守ることって、なかなか難しいですよね。
僕も、気をつけているつもりではありますが、知らないうちに相手の時間を奪っていることもあります。
特に忙しかったりすると、優先順位をつけてしまい、それが低いと思っている約束ほどそうしてしまいがちです。
しかし、相手の時間を奪っていることには、変わりないので、最小限に抑えないといけませんね。
どうしてもそうなってしまう場合、予めそのことを伝えておかなければなりませんね。
2.相手に時間を与える
しかし、逆に相手に時間を与えることも可能ではないかと思っています。
私が、整形外科クリニックに勤務していたときのエピソードです。
リハビリテーション室に、運動機器を導入するために、室内のレイアウトを変える作業をしていました。
その中で、壁に固定されていたテーブルを外すことになりました。ある日に、その作業を院長と行う予定でした。
昼間に行う予定でしたが、外来の患者様がいらっしゃったため、院長から、
「夕方に僕が一人でしておくから、いいよ。」
と言われました。
ただ、僕はここで、院長に夕方その作業をさせると、仕事を増やしてしまうから、空いた時間にできないかなと考えていました。
すると、たまたま、患者様が誰もいらっしゃらない時間が10分ほどできました。
そこで、院長に「今時間が空きましたので、僕がやっておきます。」と言って
その作業をさせていただきました。
その後、看護師長から、院長がとても喜んでいたとの報告を受けました。
ほんの小さな出来事ですが、
これによって、
院長が夕方その作業をする時間がなくなった = 院長が別のことする時間できた
つまり、相手の時間を作ることができました。
生活していく中で、
どうしても、意図せずに相手の時間を奪ってしまうこともあるかもしれませんが、
逆に、時間を与えることを意識することで、相手に喜びを与えれる存在になると、
自ずと時間管理もできてくるかもしれませんね。
相手の時間を奪っていることに気づかず、信頼関係をなくすことが「悲劇」ならば、
相手に時間を与えることで、信頼関係を構築できることが「喜劇」
時間をいう大きな資源を有効に使っていこう。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。